EveryDaySunday’s blog

カナダ移住者の退職後の呑気な生活

Day 40でEdmonto, Alberta以西へ移動する

キャンプをたたみ顔をシャワー室で洗って外の出ると、Gopherが自分に驚き、隠れたのがゴミ箱の足だった。日本ではペットらしいがこちらではPestに属する。つまり害獣だ。見かけによらず結構獰猛である。

ここから西に移動して、Edmontonへ買い物に行く。カナダではこの州だけが収税を取ら連くて済む地域だ。今まで必要だったキャンプ機材やその他の道具を買う。自州の収税率は7%で連符政府の消費税5%を足すと12%がほとんどの物に課せられる。

そして中華スーパーマーケットで食材を調達する。久しぶりに見る頭の黒い人種の多さにはちょっと戸惑いを覚える。この州内ではほとんどの人間がマスク着用をという意識が薄く、自分たちがマスクをしていると違和感があった。ところがこの中華スーパーだけは異質でマスクをしている人がほとんどで着用無しは非東洋系だった。

買い物を終えてガソリンスタンドへ行き一応満タンにする。店内でたくさんの人が溜まっているので何かと思うと、バケツサイズの飲み物を買っていた。家内が調べてみるとセールイベントでその大きさのコップでも同じ値段だったそうだ。ほとんどが砂糖水なのに体に悪いだろうな。

さてロッキー山脈の手前1時間のモーテルに泊まる。1 Queenの部屋をお願いすると2 Queenになり、鍵の故障で扉が開かないというと、台所付きの部屋を借りられた。今までのホテルキャンプでなく普通の食事が食べられた。広くて設備があるので楽ちんだ。

 

Day 39で移動・観光計画を変更

この日は早朝から土砂降りで次に行こうと計画していた、Great Sand Hillつまり大砂丘行きを天候のため断念した。アクセスの説明によると雨の場合には4輪駆動車でも結構大変な砂道なので自車の後輪駆動では途中で走れなくなりそうなのだ。乾いていても結構柔らかい道なので走るのを考えてしまうらしい。ここは次の機会があればと言う事で諦めた。それではRCMP(Royal Canadian Mounted Police)王立カナダ騎馬警察博物館へ行こうとネット検索すると開くのは11時からで半日が潰れてしまうので、これも断念した。

結果として移動のみの日になってしまった。Saskachewanから2時間走った辺りで家内が州立公園の中でキャンプ場が開いてるみたいと言う事でキャンプすることにした。一応キャンプ場へ確認に行くとちゃんと係員もいてシニア割引もしてくれた。子供用遊具やテニスコートサッカー場、パットゴルフ場等々と結構な施設が完備されたキャンプ場だった。キャンプ以外にもここを使う様に大駐車場も完備されていた。

この辺りにはウクライナからの入植者が多いので彼らの文化センターがある

 

Day 38でSaskachewan、Regina近くに帰ってきた

今日泊っているのはIndian Headと言う町で、名前からしてポリコレでなくインポリコレではないかと思う町の名前である。自分にとってはインドと間違われて住んでいる人をインディアンと呼ぶようになった。なぜかインド人を”East Indian”とこちらで読んでいる。間違いが間違いを作っているのに直せなくなっている、苦笑。カナダではインディアンと言う呼び方を避けて、First Nation(ファーストネーション=先住民族)と呼ぼうと何年か前に決めた。この”Indian”は蔑称となるわけだが、彼ら独特の身分証明書(ほとんどの物が免税になる)にはしっかりと”Indian”と買いてある。

昨日泊った場所から570㎞の移動になった。昨晩しっかりと寝たので元気だ。今日は生きている小型の鹿を2匹道路脇で見られた。しかしヘラジカと鹿の子供が1頭Road Killになっていた。昨日は何故か生きている動物に遭遇できた日だった。鹿2頭、ヘラジカの子供1頭、それに白鳥のつがいを2か所の湖で見られた。最後に見たのはリスが車の前に走り出て、途中で引き返したが、なんとか轢かなくて済んだ。

Day 37はついにManitoba州に帰ってきた

帰ってきたと言うと変な感じだが、残す事後3州で自州に帰れる。距離的におよそ2600㎞になった。途中で寄り道しながらの帰宅なので、結構な距離を加算すると思う。そのまま1号線で帰宅ではなくSaskachewanの砂漠地帯やSaskatoonを通りEdmonton, Jasper, Banff経由を計画している。さてどんな行程になるかは前の晩に家族会議で決めよう。

 

今日一番のイベントは何と言っていも水上走行だ。雪解けで水量が異常に増えてこの様に所々道路まで水没させてしまっている。この地域Dryden(dryでなくwet)の西側で遭遇した。他の数本の高速道路は封鎖が決まっているようで、通行止めのゲートが設けられていた。

毎年この様に道路が冠水してしまうらしいので、しっかりと予測は立てられているらしい。昨日ガソリンスタンドで偶然Ontario州の緊急対策室の人と話をしていたので、今回の冠水はあまり驚きはしなかったが、半世紀近くカナダに住んでいて今回が初めての冠水道路走行になった。あまり経験したくないな。数回はまずいんじゃないかな程度であっただけで、冠水には遭遇していなかった。

今回Manitoba州に入ってから気付いたのだが、州境を越えたとたんに道路が直線で周りの木々が針葉樹と広葉樹の比率が反転した事だ。

そうだ昨日投稿した時点では確認できていなかった速度違反の罰金刑だが、90kmhの道路を110㎞で捕まると$95と3点減点、120kmhだと$220で4点減点、130㎞になると$295で4点減点と1枚の標識にあり。次の標識は50kmh以上(140kmh以上)になると$10000で確か刑罰になると以前聞いた事があり、運転手は逮捕され、車は警察署にある期間お泊りになるらしい。まあ弁護士を使い、なんだかんだとやれば少しは緩くしてもらえるのかもしれない法治国家のカナダであるかも。

Day 36でOntario州北部を疾走できたらな

今日は朝は曇っていたが、日中は晴天がしばらく続いた。所々にわか雨程度に降ってきた。途中で何と5月半ばなのに湖がかなりの広さ凍っていた。周りの木陰には雪も残っている。ここは北部なのがありありと伺える光景だ。湖はこんな感じだ。

もう少し移動するとかなり大きな湖面が真っ白に凍っていた。崖から染み出てくる滝がほとんど凍ったままで1本だけ水の流れている滝が見えた。

今日スーパーでこんなビールを見付けて飲んでいる。何だか日本語でも表記している。

値段は$295(税込み)でこの旅行の最安値のビールになる。ラッキーなのはビールだけでなく家内が確認しながら買った鳥ハムが100gで¢25なのである。$2.50ならそんなもんだと納得できるが10分の1なのでちょっと気になったようだ。買い物と言えばガソリンが先住民族経営のガソリンスタンドで1リットル$1.74で満タンにできた。数キロ先なら$1.999が普通なので、ラッキーとしか言えない。因みに先住民族は税抜きで買えるのだが、聞いてみると$1.60と聞いて本当に破格値と驚いた。他のガソリンスタンドがボッタくりに見えてくる。

忘れないうちに上記のビールは国産ではありません。舶来品です。この様に書くと変かもしれませんが、日本製とかカナダ製やはたまたアメリカ製でもなく住所はローマでした。考えてみるとイタリアの方が日本より東海岸から近いのでうなづいて良いのかどうか不思議な感覚だな。味は普通のビールだけどね、笑い。缶にはこの様に製造場所の表記されていた。

今日泊まっているのはTunder Bay, Ontarioでかの有名な片足ランナーのTerriy Fox氏が夢を断念した場所だった。当時、彼の話は世界で有名になりTerriy Fox、Canadaで寄付金が寄せられたと記憶している。彼の出身地はPort Coquitlam,BC(生まれはWinnipeg, Manitoba)で亡くなったのは故郷の近くの総合病院だった。彼の名前での寄付額は2020ねんで800億円にもなっているらしい。自分も少し寄付させてもらった記憶がある確か彼がまだ走っていた時だった。昔母がカナダと言えば息子が住んでいるのとTerriy Foxだと言ったのが印象的だった。

今日は天気の加減化は分らないがOPP(Ontario Provincial Police)のパトカーをたくさん見かけた。路上で見かけたのは5~6台で1台はネズミ捕りをやっていた。自分は10分くらい前に遅いLoggin Truck(木材運搬車)を抜くために120㎞h(制限90kmh)で走っていたので、まずかったと思った。他にも仲間がいたのであまり気にしなかった。パトカーを見たのでしばらく後方を気にしていたので、速度違反者をしっかりと追いかけ始めたのが確認できた。道路標識に20kmh以上は$95で30kmh以上は$150の罰金とかあったと記憶しているが定かではない。上記の違反者はいくら払うのかな?

Day 35に北緯49度線を通過した

この北緯49度は西部カナダにとってはアメリカ合衆国と接する最南だ。この数週間はこの線より南で移動してきた。自分たちにとっては一歩自宅に近づいた感がある。この前に訪れていたカナダ最南端のNova Scotia半島のPubnico村は北緯43度だと今日確認した。改めて確認すると北海道、稚内は北緯45.4度に位置しているので,カナダは意外と南まで伸びていると感じた。ところがこの地域の人はここを北部と言う。

今日はOntario州11号線を西へ走ってHearstと言う町に来ている。この州を出るのにはこのペースで走っていると後2日ないといけないな。最近運転していて腰が痛くなってきた。東海岸と違って比較的直線道路で起伏も無いので運転は楽なので距離は稼げている。昨日も今日も晴天で今日の気温は22℃になっている。ところが朝は寒く今朝の出発時には4℃くらいだった。日本では三寒四温なんて言うがこの地域では四温でなく四暑の方が合っている。四季ではなく冬夏の二季と言った方が良いと思う。行楽には5月か9月くらいが適していてその前後の月には暑過ぎか寒すぎるとMontrealの知人に聞いた。

虫や野生動物も同じで今月になって車の窓ガラスに虫が当たって汚くなってきた。特に野生動物の死骸が道路(Road Killと言う)のあちらこちらに見え始めている。暖かいので出没しているのだろう。Nova Scotiaでは2日間で13匹の小動物が転がっていた。アライグマやモルモット系の大きさがほとんどだった。今日は道の中央に鹿が1匹転がっていてもう少しで轢きそうになった。車線一面血の海だったことが伺える。しばらくしてヘラジカの子供が走路脇に転がっていた。問題の時間帯は「黄昏」や「彼は誰時」がほとんどで自分の移動中は遭遇しないと思うけど、運転中は左右の確認しながら注意している。一度仕事の移動中に鹿と衝突し40万円相当の修理費がかかった。保険で処理したのだし、自分が運転していなかったけどあまり良い気分ではなかった。

そう言えば、Montrealの市街地でスカンクの轢かれた後を通って臭い思いをした、苦笑。

 

昨日はサボってしまった

自分は毎日が日曜日なのでサボろうと思えばいつでもサボれる。ところが大きな問題が一つ。何をサボるかだ。

退職してサボり365日を過ぎたように思えるし、いろいろとやる事、やりたい事、やらなければいけない事をやってきたので、ずっとサボっていたわけでは無いのかな?サボる事があると言う事は幸せな事のようにも考えられるな。何だか禅問答っぽくなってきた。

昨日はこれまで14000㎞車で走ってNewfoundland、St Johnまで行き、東海岸州を走りまくって帰ってきたMontrealで1日運転をサボった。路線バスでDawntownまで移動して、地下鉄に乗り換え、降車後にバス移動で目的地に到着。知人と食事後にライトショーを観て地下鉄とバスで帰路に付いた。早朝、車で往復10㎞で飲み水を買って来たので100%サボってはいないか。サボるのも難しいな。