EveryDaySunday’s blog

カナダ移住者の退職後の呑気な生活

Day 35に北緯49度線を通過した

この北緯49度は西部カナダにとってはアメリカ合衆国と接する最南だ。この数週間はこの線より南で移動してきた。自分たちにとっては一歩自宅に近づいた感がある。この前に訪れていたカナダ最南端のNova Scotia半島のPubnico村は北緯43度だと今日確認した。改めて確認すると北海道、稚内は北緯45.4度に位置しているので,カナダは意外と南まで伸びていると感じた。ところがこの地域の人はここを北部と言う。

今日はOntario州11号線を西へ走ってHearstと言う町に来ている。この州を出るのにはこのペースで走っていると後2日ないといけないな。最近運転していて腰が痛くなってきた。東海岸と違って比較的直線道路で起伏も無いので運転は楽なので距離は稼げている。昨日も今日も晴天で今日の気温は22℃になっている。ところが朝は寒く今朝の出発時には4℃くらいだった。日本では三寒四温なんて言うがこの地域では四温でなく四暑の方が合っている。四季ではなく冬夏の二季と言った方が良いと思う。行楽には5月か9月くらいが適していてその前後の月には暑過ぎか寒すぎるとMontrealの知人に聞いた。

虫や野生動物も同じで今月になって車の窓ガラスに虫が当たって汚くなってきた。特に野生動物の死骸が道路(Road Killと言う)のあちらこちらに見え始めている。暖かいので出没しているのだろう。Nova Scotiaでは2日間で13匹の小動物が転がっていた。アライグマやモルモット系の大きさがほとんどだった。今日は道の中央に鹿が1匹転がっていてもう少しで轢きそうになった。車線一面血の海だったことが伺える。しばらくしてヘラジカの子供が走路脇に転がっていた。問題の時間帯は「黄昏」や「彼は誰時」がほとんどで自分の移動中は遭遇しないと思うけど、運転中は左右の確認しながら注意している。一度仕事の移動中に鹿と衝突し40万円相当の修理費がかかった。保険で処理したのだし、自分が運転していなかったけどあまり良い気分ではなかった。

そう言えば、Montrealの市街地でスカンクの轢かれた後を通って臭い思いをした、苦笑。