EveryDaySunday’s blog

カナダ移住者の退職後の呑気な生活

Day 10はDawson City2泊目

Dawson City の散策ほ始める。まずはフェリーで町まで渡るといってもこのフェリー乗り場には桟橋や無い。多分あったとしても河の急流で流されるようでただ土砂を築いただけの桟橋(?)だ。

町からフェリーが走っているのが見えるが、上流に向かって斜め運航して着岸もとんでもない方向から無理やりと言う感じが普通みたいだ。

町中の道路はハイウエイが繋がる部分だけに舗装がされていて、その1本の道路以外は砂利と言うより泥道だ。なんだか西部劇の様だ。歩道の代わりにボードウォーク(板張り歩道)が所々に使われている。

とここまでは連邦政府の金が入って、ここまできれいに整備されている様だ。そして以前から見たかった歴史を刻んだ町の景色はこちら。

これらの建物はそのままで、説明の看板だけがやたらと新しい。

ここは競売所で、夢破れた金鉱堀たちが持ち物を売って故郷に帰る資金を捻出できた場所だろう。

さすがキリスト教国でしっかりとした教会跡

金鉱堀りに相応しそうな小屋?(勝手に思っている)

ここは町の施設があり、右側の白いシートで覆われている建物が博物館(歴史館)でしっかりとDawson City の歴史を勉強してきた。

驚いたのは、昔、ここはカナダだけど住んでいたのはほとんどアメリカ人で、カナダの7月1日(自治領制定の日)と7月4日のアメリカ合衆国独立記念日を一緒に祝っていたらしい。

余談だがイギリスの故エリザベス女王が亡くなった日は、カナダでも国旗を反旗にしていた。簡単な理由で、故エリザベス女王がカナダの地を踏むと同時にカナダ国女王になられていたからだ。もう一つ、以前カナダの憲法はイギリスにあった「英領北アメリカ法 」( BNA法 )と それを返上し、現在使われている1982年憲法がある。

この採掘機械は金を含んだ砂を取り込み金を選別して後ろに出す装置だ。

このカップの状の物がたくさん上の採掘機械に付いていてガリガリと土砂を機械内に取り込んで、重たい金をがれきを選別するらしい。昨日のGoogle Mapsで見られる芋虫状の瓦礫の山が後ろにできる。瓦礫の山をオーム(風の谷のナウシカに出てくる)と呼んでいる。 

この地は緯度64度で、北極圏(66.3度)では無いが、道(瓦礫道)が自分の車には厳しいので行かなかった。次の日からは南下(49度)を始める。